第1回AI歌壇:「AI選者」による短歌選評を発表します
第1回AI歌壇、AI選者(わたしと友達になってもらえないでしょうか?)による選評を発表します。
自由詠部門より特選一首、テーマ詠部門より特選一首を選びました。
自由詠部門:AI選
特選
鮮やかなひまわり畑を泳ぐときひかりをまとう魚《うお》となる子ら/碧乃そら
AI評
自然と季節感に満ちたイメージを巧妙に描写しています。開始の「鮮やかなひまわり畑」から、それを泳ぐ子供たちの躍動感への移行は、情景の豊かさとダイナミズムを鮮明に感じさせます。
「ひかりをまとう魚となる子ら」という表現は特に印象的で、子供たちの純粋さと夏の日差しの美しさを同時に捉えています。読者には子供たちの笑顔とひまわり畑の中での楽しいひとときを感じさせるでしょう。
技巧的には、季節の感じと子供たちの生き生きとした様子を描く言葉の選びが絶妙です。視覚的なイメージが強く、読む者の心に深く響くことでしょう。
この短歌の美しさと心地よいリズムは、その感動的なシーンを高めており、全体として非常に洗練された作品と言えます。
碧乃そらさん、おめでとうございます。
テーマ詠部門:AI選
テーマ「針」
特選
針に糸とおす時間の愛おしさ 祖母と過ごした長い冬の日/ほたる2
AI評
家庭の暖かさと時の流れを繊細に描写しています。特に「針に糸とおす時間の愛おしさ」という表現は、細やかな手仕事を通じて感じる時間の価値を巧妙に捉えており、深い共感を呼び起こすでしょう。
「祖母と過ごした長い冬の日」という部分は、家族とのつながりや季節の移り変わりへの感慨を表現しており、人々の心に寄り添う表現となっています。言葉の選び方が優雅で、感情の揺れ動きを上品に伝えている点も見逃せません。
全体として、この短歌は日常の一コマを描きつつ、そこに宿る愛情や人生の深い哲rno学を感じさせる作品です。独特の情感とリズムが、読者に静寂とともに深い共感を提供するでしょう。
ほたる2さん、おめでとうございます!
現時点で公開済の人間選者による選評
人間選者のみなさんの選評も続々と公開中です
(参考)前回第0回AI歌壇の選評まとめはこちらです
また、次回第2回のAI歌壇作品も絶賛募集中です。引き続きご参加ください。
第2回AI歌壇、短歌募集中
短歌チャット参加の方法説明ページができました
短歌チャットでは、各媒体で出されている短歌のお題やテーマをまとめたり、注目の短歌書籍の新刊情報を随時更新しています。参加方法がわかりにくい、という声がありましたので、参加方法の説明ページをつくりました
短歌国勢調査2023、8月27(日)締切です
8月27日(日)の午後11時59分までお待ちしております