新しい短歌の作り方を模索する試みをスタートします。ぜひご参加ください。
体験しよう「AI共創短歌」
AIと一緒に短歌を作ってみたい みなさんへ
AIと人間で一緒に短歌を完成させる共創企画を開催します。どなたでも参加できます。参加費用は必要ありません。それぞれ締切がありますのでよくご確認ください。
参加人数には上限を設けております。ご興味あるかたはおはやめに。
(なお、今回のLLM短歌評の設計はefさんによるもので、AI生成部分はすべてefさんにお願いしています。ありがとうございます)
このようにしてAIと一緒に短歌をつくります
今回はこのようにしてAIと共創します
まず、参加者からAIへ「お題」と「短歌一首」を渡します。それをもとにAIが「短歌らしきもの」を10首つくり、参加者へお渡しします。最後に人間がそれを改作して、短歌を完成させます。
AIと人間の共創によって完成した短歌を人間の選者が選評を試みます。
手順
3つのStepを経て短歌を完成させます
まずは、人間からAIへ、「短歌のたね」を渡します。今回の短歌のたねは、「お題」と「そのお題であなたがつくった短歌1首」です(3月17日まで)
AIはその「短歌のたね」から、「短歌のようなもの」を10首つくります
人間はその10首を改作するなどして、短歌の形につくりあげ、完成したものを投稿フォームから投稿してください。投稿できる完成した短歌はおひとり3首までとさせていただきます(3月31日まで)
以下、Stepごとにもう少し説明します
Step 1.短歌のたねをAIに渡す
今回AIに渡す短歌のたねは、「お題」と「あなたが作った短歌1首」の2点です。こちらで準備したGoogleフォームから短歌のたねを投入してください。
【短歌のたねは、こちらのGoogleフォームから投入してください】
◯お題
お題は、あなたが自由に決めることができます。どんなお題でも大丈夫なのですが、もし迷ってしまう、という場合は、運営が用意した以下のお題例のなかから選んでいただいてもよいです
「からだ」「花」「雨」「春」「恋に関する短歌」
…さらにお題をランダム表示する仕掛けもありますので、活用してください。お題を決めたら、それをご自分でメモしておいてください。
◯あなたが作った短歌1首
上記のお題で、あなたが作った、あなたのオリジナル短歌です。過去に作ったものでも問題ありません。既発表の短歌でもOKですが、投稿先によっては他で利用できない投稿規程となっているものもありますので、そちらをよくご確認ください。
※短歌のたねの締切は、3月17日(日)までです
Step 2.AIが「短歌のようなもの」を出力
短歌のたねをもとに、AIが「短歌のようなもの」を出力します。
出力した内容を、そのままあなたにお渡しします。(短歌マガジンのDiscordコミュニティにて)
AIが作った「短歌のようなもの」でうまく短歌を作れない場合は、再生成をすることもできます
Step 3.人間が仕上げて短歌を完成させ、投稿
AIが出力した「短歌のようなもの」の中から好きなものを選んで改作をおこない、短歌作品として完成させてください。
飛び入り参加も可能となりました。合作OKの「短歌のようなもの」の中から好きなものを選んで、短歌を作ってください。どなたでもご参加いただけます。
・短歌作品の推敲や意見交換は、短歌マガジンのDiscordコミュニティでおこなっておりますのでこちらにも気軽にご参加ください。制作途中の短歌をこちらのチャットに貼って意見交換していただいて構いません。ぜひあなたの合作短歌をこちらで見せてください。
その後完成した短歌を投稿フォームから投稿してください。投稿できる数はひとり3作品までです。
※完成した短歌の投稿締切は3月31日(日)です
■AI共創短歌の、人間選者
選者のご紹介です。3月31日の締切後、投稿された共創短歌の選評をこころみていただきます
中島裕介 @yukashima
1978年兵庫県小野市生、東京都在住。団体職員、博士課程学生。第41回現代短歌評論賞。歌集に『polylyricism』(短歌研究社)『memorabilia/drift』(書肆侃侃房)『もしニーチェが短歌を詠んだら』『oval/untitleds』(ともにKADOKAWA)『Starving stargazer』(ながらみ書房)。
ef @ef_utakata
LLM短歌評の設計者。
2018年7月より作歌開始、A短歌会::短歌技術研究空間(短歌技研)所属。
主にTwitter(X)と、短歌投稿サイトUtakata(https://utakatanka.jp/kajin/98 )で活動中。
毎月短歌(旧AI歌壇)等のインターネット上の短歌投稿企画に参加しているほか、月単位でネプリを発行中。
最近は短歌へのAIの応用についての試行錯誤を進めていて、自宅で大規模言語モデル(LLM)を動作させる環境づくりと実験を進めています。
■さらに詳しく
本企画についてもっと詳しく知りたい方は、efさん執筆のこちらの記事をお読みください。短歌技研メンバー内でおこなわれた、試験的な企画の様子を知ることができます。
この企画は、このメンバー内限定でおこなわれた企画を、公募型にしたものです。
AIとの短歌共創体験。みなさんの参加をお待ちしております
この企画は短歌技研内の「AI短歌プロジェクト」として開催するものです。これらの活動にご興味ある方はA短歌会にご参加の上、短歌技研メンバーにご登録ください。短歌を愛し、AIと人間との共創にご興味ある方であれば、どなたでもご参加いただけます。