年末年始イベント「短歌の冬」の期間中、「今世紀に発売された短歌の歌集」の中から好きな歌集に投票してもらいました。さあ、もっとも「好き」が集まった歌集は?
1位は『水上バス浅草行き』岡本真帆
今世紀に発売された歌集の中で、最も「好き」が集まったのは、岡本真帆さんの『水上バス浅草行き』でした
■全体ランキングトップ5
1位『水上バス浅草行き』岡本真帆
2位『滑走路』萩原慎一郎
3位(同数)『オールアラウンドユー』木下龍也
3位(同数)『砂丘律』千種創一
5位『未来のサイズ』俵万智
■第1歌集トップ5
第1歌集のみのランキングです
1位『水上バス浅草行き』 岡本真帆
2位『滑走路』 萩原慎一郎
3位『砂丘律』 千種創一
4位『イマジナシオン』 toron*
5位(同数)『老人ホームで死ぬほどモテたい』 上坂あゆ美
5位(同数)『世界で一番すばらしい俺』 工藤吉生
■第2歌集トップ5
第2歌集のみのランキング
1位(同数)『たやすみなさい』 岡野大嗣
1位(同数)『てんとろり』 笹井宏之
3位(同数)『千夜曳獏』 千種創一
3位(同数)『君を嫌いな奴はクズだよ』 木下龍也
5位『パン屋のパンセ』 杉﨑恒夫
■過去3年以内に発売された歌集の中でのトップ5
2021年以降に発売された歌集トップ5
1位『水上バス浅草行き』 岡本真帆
2位『オールアラウンドユー』 木下龍也
3位『イマジナシオン』 toron*
4位『老人ホームで死ぬほどモテたい』 上坂あゆ美
5位(同数)『うすがみの銀河』 鈴木加成太
5位(同数)『ヘクタール』 大森静佳
■ノミネート歌集について
◯ノミネートされた歌集の発売年
今回ノミネートされた歌集の発売年をグラフ化しました
◯歌集ナンバリングごとの書籍数
歌人の何冊目の歌集なのか
第1歌集: 57冊
第2歌集: 15冊
第3歌集: 14冊
第4歌集: 5冊
第5歌集: 7冊
第6歌集: 6冊
第7歌集: 1冊
第8歌集: 1冊
第9歌集: 2冊
第10歌集: 1冊
第14歌集: 1冊
◯資料
※投票方法について:事前に好きな歌集をWebアンケートやSNSできいてノミネートする歌集を決定。ここでの歌集とは歌人が単独で出しており「第1歌集」「第2歌集」というナンバリングのある短歌作品集のことを指しています。それらの書名と著者名をランダム順で表示したリストの中からひとり1冊〜10冊まで「好きな歌集」を選択してもらいました。有効な投票者の数は79名でした。投票期間2023年12月15日〜2024年1月8日まで。
みなさん、ご協力ありがとうございました。